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*目次 [#hc117e4f]
#contents
*外部ブラウザとは [#d51f4d7e]
''指定した表現にマッチするURL''をクリックしたときに''任意のコマンド''を実行できる機能です。
((ここでの''外部ブラウザ''はV2Cの''機能''としての意味を持ち、''通常のWebブラウザ''という意味での''外部ブラウザ''とは区別されます。))
''指定した表現にマッチするURL''をクリックしたときに''任意のコマンド''を実行できる機能です。((ここでの''外部ブラウザ''はV2Cの''機能''としての意味を持ち、''通常のWebブラウザ''という意味での''外部ブラウザ''とは区別されます。))
[[外部コマンド]]では登録されたコマンドがあるメニューやボタンから選択して使いますが、~
[[外部コマンド]]では登録されたコマンドがあるメニューやボタンから選択して使いますが、
[[外部ブラウザ]]ではリンクを左クリックしたデフォルトの挙動が変更されます。
また、外部コマンドと同じように''"$SCIRPT"''を使用して[[スクリプト]]を起動できます。~
また、外部コマンドと同じように''"$SCIRPT"''を使用して[[スクリプト]]を起動できます。
スクリプト側では''v2c.context.link''で渡されたURLを取得できます。
なお、Jane互換ファイルの''[[URLExec.dat>Jane互換ファイル#c848f058]]は、外部ブラウザ設定とほぼ同じ働きをします''((競合する設定は、URLExec.datの方が優先されます))。~
なお、Jane互換ファイルの''[[URLExec.dat>Jane互換ファイル#c848f058]]は、外部ブラウザ設定とほぼ同じ働きをします''((競合する設定は、URLExec.datの方が優先されます))。
※ただし、URLExec.datは"$SCIRPT"ではなく"$V2CSCRIPT"を使用することに注意してください。
*外部ブラウザの設定方法 [#d872b4c7]
メニュー→「設定」→「外部コマンド」→「ブラウザ」
参照:[[V2C 使用法 外部コマンド設定>http://v2c.s50.xrea.com/manual/extcommand.html]]の「外部ブラウザ」
**デフォルト外部ブラウザ [#n9166bc4]
V2Cが外部ブラウザでリンクを開こうとするとき、特に指定がない場合は~
V2Cが外部ブラウザでリンクを開こうとするとき、特に指定がない場合は
ここで設定されているブラウザを起動します。
初期値は「既定のブラウザ」になっています。
((''既定のブラウザ''とは、そのPCで他のアプリケーションからインターネットの画面が開くときに、自動で開くWebブラウザのことです。V2Cの''デフォルト外部ブラウザ''とは影響が及ぶ範囲が異なる((''既定のブラウザ''はPC全体に影響、''デフォルト外部ブラウザ''はV2Cアプリ内のみに影響))という意味で区別されます。))
初期値は「既定のブラウザ」になっています。((''既定のブラウザ''とは、そのPCで他のアプリケーションからインターネットの画面が開くときに、自動で開くWebブラウザのことです。V2Cの''デフォルト外部ブラウザ''とは影響が及ぶ範囲が異なる((''既定のブラウザ''はPC全体に影響、''デフォルト外部ブラウザ''はV2Cアプリ内のみに影響))という意味で区別されます。))
**コマンドの例 [#r0394c1e]
既定のブラウザを起動する
cmd /e:off /c start "" "$LINK"
その他のブラウザを指定する例
Firefox
"C:\Program Files\Mozilla Firefox\firefox.exe" $LINK
Google Chrome
"C:\Users\(使用者の名前)\AppData\Local\Google\Chrome\Application\chrome.exe" $LINK
Chromium on Linux
/usr/bin/chromium-browser $LINK
***Internet Explorerについて [#d632d6a6]
IEについては上記と同じ要領で
"C:\Program Files\Internet Explorer\iexplore.exe" $LINK
という記述から外部ブラウザに指定して使うことはできますが、既に起動しているIEに新規のタブとして~
ページを開くことが出来ず、常に新規のウィンドウとして開かれてしまうという問題があります。~
という記述から外部ブラウザに指定して使うことはできますが、既に起動しているIEに新規のタブとして
ページを開くことが出来ず、常に新規のウィンドウとして開かれてしまうという問題があります。
これについては今のところ、スクリプトを使って問題を解決するしかないようです。
&ref(./OpenByNewTab.zip);
OpenByNewTab.vbsを''script''フォルダに入れて、下記のコマンドに置き換えてください。
cscript //B "$SAVEDIR\script\OpenByNewTag.vbs" $LINK
参照: [[コマンドラインから既存IE7の新しいタブへの追加表示>http://bbs.kakaku.com/bbs/-/SortID=8186456/]]
*外部ブラウザの使用例 [#p71e33e2]
#region(←ここをクリック)
-youtubeを[[StreamingPlayer3>外部ツール#h60ab6e9]]で開く
URL正規表現: youtube\.co
コマンド: (StreamingPlayer.exeの絶対パス) $LINK
-ニコニコ動画をStreamingPlayer3で開く
URL正規表現: www\.nicovideo\.jp
コマンド: (StreamingPlayer.exeの絶対パス) $LINK
-ニコニコ生放送をStreamingPlayer3で開く
URL正規表現: live\.nicovideo\.jp
コマンド: (StreamingPlayer.exeの絶対パス) $LINK
-ニコニコ生放送(短縮URL)をStreamingPlayer3で開く
URL正規表現: nico\.ms
コマンド: (StreamingPlayer.exeの絶対パス) $LINK
-PDFファイルをAdobe Readerで開く
URL正規表現: \.pdf
コマンド: (AcroRd*.exeの絶対パス) $LINK
例)"C:\Program Files\Adobe\Reader 9.0\Reader\AcroRd32.exe" $LINK
-TXTファイルをメモ帳で開く
URL正規表現: \.txt
コマンド: notepad.exe $LINK
-ストリーミング放送(.3mu)をWindows Media Playerで開く
URL正規表現: \.m3u
コマンド: "C:\Program Files\Windows Media Player\wmplayer.exe" $LINK
-ストリーミング放送(.asx)をWindows Media Playerで開く
URL正規表現: \.asx
コマンド: "C:\Program Files\Windows Media Player\wmplayer.exe" $LINK
※絶対パスに半角スペースが含まれる場合は、""によってパスを囲って下さい。~
※絶対パスに半角スペースが含まれる場合は、""によってパスを囲って下さい。
例)"C:\Program Files\Adobe\Reader 9.0\Reader\AcroRd32.exe" $LINK
#endregion
**URLクリック時の処理フローチャート [#r982ed96]
#ref(./URLクリック時の処理フローチャート.png,75%)
例外として、下記の場合は上記フローの「URLExec.datにマッチ?」がNo判定で処理が行われます(マッチしてもNo側に進む)
-2chや外部板のスレURLをクリックしたとき
-右クリックの「外部ブラウザで開く」、スクリプトのv2c.browseURLExt(u)でリンクを開いたとき
**置換機能 [#ge9e0a70]
「置換URL」を設定すると、リンクをクリックした際に外部ブラウザへ渡すURLを[[正規表現]]で置換したものに変更できます。~
「置換URL」を設定すると、リンクをクリックした際に外部ブラウザへ渡すURLを[[正規表現]]で置換したものに変更できます。
URLがまるごと置換URLで設定したものに置き換えられるのではなく、''マッチした部分のみ''置換されます。
''例) http://www.hoge.com/hoge.htmlをクリックした場合''
【URL[正規表現]】http://www\.hoge\.com/
【URL置換】http://www.v2c.com/
の設定だと、置換後URLは
http://www.v2c.com/hoge.html
になります。(http://www.v2c.com/ ではない)
**URLExec.datとの使い分けは? [#rc872deb]
URLExec.datはマウスオーバーやサムネイルクリックで動作可能です。~
URLExec.datはマウスオーバーやサムネイルクリックで動作可能です。
それ以外の機能としてはほぼ同じなので、お好きな方をどうぞ。
現状URLExec.datはStreamingPlayerに同梱のものを使っている人が多い(と思う)ので、~
現状URLExec.datはStreamingPlayerに同梱のものを使っている人が多い(と思う)ので、
URLExec.datはStreamingPlayer用と割り切り、独自設定はURL置換機能で行うという使い分け方があげられます。
また、URLExce.datは変更後に再読み込みを手動でする必要があるので、その手間分設定が面倒という事もあります。~
(特に試行錯誤しながら何度も設定する場合は大変)~
また、URLExce.datは変更後に再読み込みを手動でする必要があるので、その手間分設定が面倒という事もあります。
(特に試行錯誤しながら何度も設定する場合は大変)
なので、特に理由がないのであればV2Cの外部ブラウザ+置換機能の方がオススメです。
ただし、前述のフローチャートからも分かる通り、画像URLやtwitterのTimeLineのURLは~
外部ブラウザの設定をスルーしてしまうため、これらのURLを外部ブラウザに渡したい場合は~
ただし、前述のフローチャートからも分かる通り、画像URLやtwitterのTimeLineのURLは
外部ブラウザの設定をスルーしてしまうため、これらのURLを外部ブラウザに渡したい場合は
URLExec.datで設定する必要があります。
関連項目: [[外部ツールの「外部ブラウザ」>http://www39.atwiki.jp/v2cwiki/pages/84.html#id_f1a5fc4d]]